それからというもの――――― 「おいっ、青峰の奴ついに赤羽の彼女に手出したって!!」 「あー、それだいぶ広まってるよなっ」 「まじで!?あの2人って結構、仲良かったよな!」 クラス替えでクラスも離れ、 関わることもなくなった俺たち。 鈴香のことを守れなかった俺は 罪悪感で鈴香と別れた。 高校も別々。 光と俺の接点は完全に断ち切られた。 「これでよかったんだよ...な?」 俺は空に向かって呟いた。 「答えてくれるわけねーわなっ!」