彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて

和香ちゃんたちは、先に学食に行くことに。


廊下に取り残されたあたしは、南くんと二人きり。


「さっきの授業で俺が助けたのわかった?佐々木さん、授業全然聞いてなかったよね」


「えっ?やっぱりわかってた!?そーなの、ぼーっとしてて……」


「わかるって。俺、ずっと佐々木さんのこと見てたから」


「見てた!?な、なんで?」


南くんがあたしを見てたなんて、全然気付かなかったよ。


「佐々木さん、眼鏡とったらこんなかわいーと思わなかった。みとれてた……って言えばいいかな」


みっ、みとれてた!?