彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて

明るくて爽やかな声が聞こえてきた。


「こんにちは!南です。

今日はこの場に立てるなんて思ってもいませんでした。投票してくれたみんな、ありがとう!!」


わっ!


南くんもいるんだ!?


だよね、去年3位って言ってたもんねぇ……。


あたし、ヤバくない?


南くんのおかげでこの場に立ててるんだし、ありえないけど、もし南くんとあたしがグランプリを獲ったとしたら……。





いやいや、そんなわけはないよね。


あたしが獲れるわけないし、


グランプリは、絶対に九条くん。


うん……絶対に、そうだよ。


投票はもう済んでしまってるし、今さらどうこうなることじゃないんだけど、


あたしは心の中で、必死に念じた。