彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて

「……おい、なんでこんなとこ突っ立ってんの?待ち合わせ場所、ここじゃないから」


不機嫌そうな顔をした九条くんが、姿見越しにあたしを睨みつける。


「あっ……やっぱり、待ち合わせ……してたんだ?」


「やっぱりって、今朝聞かなかった?人に伝言頼んだんだけど。ちゃんと伝わってなかったか……」


「うっ、ううん。伝わったよ。だけど……九条くん、あたしのこと無視して行っちゃったから」


「あー……」


そしたら九条くんは、眉をひそめて渋い顔をした。


……やっぱり、あのときあたしに気が付いてたんだ。