彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて

「邪魔……。どけよ」


わっ、九条くん!?


ものすごく不機嫌そうな顔をして、南くんの真後ろに立ってる。


南くんは後ろを振り向くと、九条くんの存在に怯んだのか、一歩後退りした。


その隙に、九条くんがあたしの手をとった。


「朝一からこれじゃ、先が思いやられるな……」


そうボソッと呟くと、あたしを引っ張り歩きだす。


それをしばらく黙って見ていた南くんが、追いかけてきた。





「おい、九条。お前ってつくづく他人のものが好きなんだな。佐々木さんを騙すなよ」


「……は?」


南くんの言葉に、九条くんは呆れ顔。