「そうそう。階段上ってるときとか、気をつけなきゃ。たまに見えるんだよねー……あっ、見ようとしてるわけじゃなくて」


南くん、なんかやたらニヤニヤしてるし。


……うわ、最低。


「他の子みたく、そこまで短くしてないから。それに、余計なお世話だから」


「……っ!?」


南くんにハッキリと言ってやった。


まさかあたしがそんな言い方するだなんて思ってなかったみたいで、南くんの顔は、面白いようにヒキツっていった。


……ちょっと、やり過ぎたかな。