彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて

あたしから逃げようとする和香ちゃんへの怒りは、表面的にじゃなく、体の内側から沸々とわきおこってきた。


「……じゃあ、もういいよ。ねえ、いい加減、あたしの眼鏡返してくれるかな」


少しニラみつけて手を差し出すと、和香ちゃんはあたしに眼鏡を叩きつけてきた。


「あっ……」


カシャーン!!






突然投げつけられたもんだから、咄嗟に受け止められなかった眼鏡が床に落ちる。


「……和香ちゃん!?」


眼鏡を拾う間もなく、和香ちゃんは走って教室を出て行ってしまった。