危険な夜へご招待【仮面de企画】

頭では危険を知らせるサイレンが鳴り響いているのに


心と身体は、彼がくれる刺激と快感を“もっと”と欲しがっている──




長く深いキスからようやく解放されると、私は虚ろな瞳で玲を見た。



「…少しは満たされた?」



玲は色気のある笑みを浮かべて、私の唇を親指でなぞる。


恥ずかしいような、悔しいような感情を抑えるように、私はなぞられた下唇を噛んだ。



「……どうして?何で玲はこんなことするの?」



怒ってるわけでも、悲しんでるわけでもない。


ただ、今思っていることを力なく呟いた。