月明かりに照らされて、玲の目が妖しく光る。
思わず後退りすると廊下の隅の壁にトンッと背中がぶつかった。
「キスの続き……する?」
「なっ……!?」
私の顔を覗き込むように、首をかしげて妖艶に笑う玲。
「して欲しそうなカオしてるよ?」
「っ…してないわよ!!」
「正直になりなよ。自分の心と身体に」
「──っ…!!」
「君が今日ここへ来たのは、この刺激を求めてたからじゃないの?」
──ドクン…!!
心臓が大きく跳ねる。
マインドコントロールのように
私は玲に支配されていく──
思わず後退りすると廊下の隅の壁にトンッと背中がぶつかった。
「キスの続き……する?」
「なっ……!?」
私の顔を覗き込むように、首をかしげて妖艶に笑う玲。
「して欲しそうなカオしてるよ?」
「っ…してないわよ!!」
「正直になりなよ。自分の心と身体に」
「──っ…!!」
「君が今日ここへ来たのは、この刺激を求めてたからじゃないの?」
──ドクン…!!
心臓が大きく跳ねる。
マインドコントロールのように
私は玲に支配されていく──



