「あ…はい、じゃあ玲さん…」
「“さん”もいらない」
「……れ、玲?」
優しく笑って頷く彼。
今までこういう人に逢ったことないから、彼の一挙一動にいちいちドキドキしてしまう…。
「玲…も、杏樹って呼び捨てでいいです、よ?」
「ふふ、了解」
慣れなくてぎこちなく言う私を、東…じゃなくて玲は穏やかな瞳で見つめる。
「“杏樹”っていい名前だね」
「そうで……そう、かな?」
「うん。フランス語で“天使”って意味だろ?素敵だよ」
うわ……
名前を誉められただけなのに、なんかすごい照れる。
仮面してて良かった……
絶対顔赤いもん。
「“さん”もいらない」
「……れ、玲?」
優しく笑って頷く彼。
今までこういう人に逢ったことないから、彼の一挙一動にいちいちドキドキしてしまう…。
「玲…も、杏樹って呼び捨てでいいです、よ?」
「ふふ、了解」
慣れなくてぎこちなく言う私を、東…じゃなくて玲は穏やかな瞳で見つめる。
「“杏樹”っていい名前だね」
「そうで……そう、かな?」
「うん。フランス語で“天使”って意味だろ?素敵だよ」
うわ……
名前を誉められただけなのに、なんかすごい照れる。
仮面してて良かった……
絶対顔赤いもん。



