それからしばらくミーナと料理を食べながら、フレンドリーなお兄さんや同年代の女の子達と談笑していた。


変な仮面をしている人がいるとそれがきっかけになったり、顔が分からないのが逆に気楽で案外誰とでも話せる。


最初は仮面パーティーって怪しいイメージだったけど、意外と楽しいんだなぁ。



そんなことを思っていると、いつの間にか戻ってきていた星ちゃんが皆の前でマイク片手に挨拶をしていた。


あっちこっち会場を行ったり来たりで、主催者は大変なんだろうな……


でも星ちゃんは昔からこういう面倒なことも楽しんでやっちゃうタイプだったもんね。


そんな星ちゃんの人柄が、これだけの人脈を作ってきたんだ、きっと。