危険な夜へご招待【仮面de企画】

「お二人とも、ゆっくり楽しんでいってくださいね」



綺麗で繊細そうな手からカクテルを受け取ると、柔らかに笑って彼は星ちゃんの後を追っていった。



「きゃー!東條さんめちゃめちゃ紳士じゃない!」



片手を頬に当てて、ミーナが興奮気味に言う。



「背は高いし、スマートでタキシードも超キマってるし!
この絶好のチャンス、絶対逃しちゃダメよ杏樹!!」


「えぇッ!?何で私!?」



何故いつも突然私に話を振るのよ、この子は!?



「杏樹にピッタリだと思うよ、見た目も中身も!寡黙で大人なオトコ♪」


「あのねぇ、ミーナ…。今の会話だけで相性が分かったら占い師になれるわよ?」