危険な夜へご招待【仮面de企画】

「…いらっしゃいませ」


「ぎゃぁッ!!!」


「え"っ!!??」



突然後ろで叫んだミーナにびっくりして、私の心臓はギュッと縮まった。


振り向くとミーナの顔のすぐ横に、顔を近付けて薄く笑う女性が。



「何かお探しでいらっしゃいますか…?」


「あ……ぇえっと…あの……!」



どこからともなく現れた店員らしき女性は、ミーナの至近距離で話し続ける。


笑顔を引きつらせてしどろもどろになっているミーナに代わって、私が答えた。



「あの…私達、星ちゃ…柚月さんに紹介されてここへ来たんですけど」


「あら!あなた方が柚月様の!?」


「──っ!!??」