ミーナは『ちょっと待って〜』と言いながら、何かを探しているようなガサガサッという音を立てる。



『あ、あったあった!星ちゃんからの招待状〜♪』


「えッ!?星ちゃんから…ってもしかして…」


『そう!毎年恒例のクリスマスパーティーだよ、星ちゃん主催の!
…あれ、杏樹のトコにはまだ来てないの?』



そんなモノは一切来てませんけど?

でも毎年お誘いの知らせはあるから来るはずだよね。



「今年は何やるって?」


『仮面パーティーだって!なんか怪しいけど面白そう〜♪』


「…毎年色々変わったことするのね、あのヒトは…」



クスッと笑いながら、私は携帯に付けているストラップを触った。