危険な夜へご招待【仮面de企画】

そういえばそうだったかな…。


玲はそんなとこを見てたんだ。



「君は外見だけじゃなく心も綺麗で、本当に天使みたいだと思った。
今思えば一目惚れだったんだな、きっと…。こんなこと初めてだよ」



うそ……

玲が私なんかのことを?



また心臓が躍り始める。


素直に嬉しくて、思わず笑みがこぼれた。



「…ごめんね?唇も心も奪っちゃって」



綺麗な顔で悪戯っぽく笑いながら言う玲に、慌ててそっぽを向いた私は


「…まだ、完全に奪われたワケじゃないわよ」


と、強がりなことを言ってみた。


だって、まだ私は玲と付き合うなんて一言も言ってないんだから。


…その…キスはしたけど…。