危険な夜へご招待【仮面de企画】

大輔はすがるような目で私を見る。


その視線が痛くて辛い……

でも背けちゃいけない。



「俺…努力するよ。杏が望むものは全部あげるから…!」


「それでもダメなの!私の気持ちが離れてるから…もう無理なんだよ」


「杏……」



気が付くと、私の頬に温かい雫が伝っていた。


雪のように降り積もった私達の二年間が、儚く溶けていくように感じる。




「もう……
終わりにしよう?私達──…」