死への救急搬送


病院のナースセンターへ行き話を聞くと午前2時に家内を見たときは眠っていたらしいのですが、4時前に病室へ行くと心肺停止状態だったそうです。

現在はICU室で蘇生処置をしているので、そちらへ行くように指示されて向かいました。

ICU室の待合室からインターホンで連絡をすると現在心臓マッサージ中なので、しばらく待合室で待機するように言われました。



待っている間に朝早い時間だったのですが、娘と家内の実家と叔母さんに連絡をしました。



待っている間に心の中が諦めの気持ちに支配されていきます。




少々待たされた後


「桜坂さん」


「はい」


「どうぞお入りください」


ICU室に入りました。





家内の心臓は再鼓動しはじめましたが自発呼吸ができずに人工呼吸器を装着されていました。



「家族の方とかには連絡されていますか」


「はい。まもなくこちらに来ると思います」


「それでは全員が揃えば先生から話がありますのでまたお呼びください」


「はい。わかりました」






私は家内の横に立ち呆然と見つめていました。