死への救急搬送



娘が病室に泊まり込むようになって一週間が過ぎ、家内も回復してきて身体に入れている管も減り一晩中泊まり込んで看なくてもよくなってきました。

そして重篤患者用の個室から普通の個室に移されました。

二日に一度は血液透析を行います。

幸い脳内出血直前に手術をしていたシャントが使用できたので助かりました。

発声練習やリハビリも毎日行い順調に回復しているかに思えましたが、突然私に病院から電話がかかってきました。

「もしもしR病院ですが桜坂さんのご主人ですか」


「はいそうです」


「奥さんの容体が急変してナースステーションンへ移動しました」

「すぐに来ていただけますか」


「わかりました。すぐにお伺いします」




私は家内の実家と叔母さんに連絡して娘とすぐにR病院へ向かいました。

看護師さんの話によると一時呼吸停止になっていたそうで、現在は酸素吸入をしているそうです。

ただ自発呼吸は回復してきてできているようですが、脳の機能がすべて回復していなくて突然呼吸停止になった可能性があるそうで注意しなくてはいけないと話がありました。



まだまだ大変であると実感しました。





夜までみんな付き添っていましたが、先生が診て動向反射もやや回復してきたので大丈夫でしょうと告げられ帰ることにしました。






初期治療が遅れましたし、脳がそうとう傷ついています。

なかなか思うように順調には回復しません。