死への救急搬送



「あー」「いー」

「もっと大きな声を出してください」

発声練習が始まり、夕方にはリハビリの先生が病室に来て関節を動かします。

寝たきりだと一週間もしないうちに関節が固まってきて曲げたり伸ばしたりできなくなってくるのです。

筋肉をつけるようなリハビリはできませんが、関節を動くようにしておかないと将来回復してきたときに筋肉をつけるリハビリも難しくなるし、車いすへの移動も大変になるのです。

寝たきりでも関節のリハビリは続けていかなくてはなりませんが、久しぶりに動かすので家内は痛がりました。

そして酸素マスクもときどき外せるようになってきました。

あとは血圧のコントロールをして再出血を防ぐことです。






徐々に回復してくるのを感じ非常に嬉しく思いました。

M市救急隊が私の話を無視した搬送であれだけ手術が遅れ絶望的な状況だったのに、よくここまで回復してくれました。






執刀医と家内に感謝します。