死への救急搬送


「家内はZ病院で治療を受けられて喜んでいましたし信頼していました」

「生きる希望が出て元気になったのも、こちらで治療を受けられたからだと言っていました」

「ほんとうにZ病院へ来て良かったといつも話していました」

「家内がお世話になり感謝しております」



「う~ん・・・」

「そう言ってくださると嬉しいのですが、ほんとうに残念でしたね」



「詳しいことは手紙に書いてありますので、お忙しいとは思いますが、また時間が開いた時にでも目を通してやってください」



「はい。読んでおきます」



「突然にお伺いして申し訳ありませんでした」

「どうも失礼致しました」



私は先生と看護師さんに礼を言いZ病院から帰ります。







もう来ることはないのだ・・・


私は病院を振り返り見て家内がZ病院とかかわっていた頃の日々を想い出し涙が零れます。







もう終わってしまった・・・