死への救急搬送


男性患者は驚き私の顔を見つめました。

その後しばらくその方と話をしていましたが、やがて前の方の診察が終了し男性患者は看護師さんに名前を呼ばれて診察室に入りました。


10分ほど待っていたでしょうか。

わりと早く男性患者の方の診察が終了し出てきました。

時間は午後3時を少し過ぎていました。



「桜坂千恵子が亡くなった経過をお知らせに来たのですが」

私は診察室のドアをノックして開けると先生と看護師さんに言いました。


「ああ、桜坂さん。どうぞお入りください」


先生とは何度もお話しているのでよく知っています。



私はまず以前に寄付した道具など以外にまだ使用可能な道具が出てきたので寄付しますと渡しました。

「ありがとうございます」

看護師さんが受け取ってくださりました。



保温ケースや量りなど道具もすべて自分で揃えなければならず結構な費用が必要になります。

病院で使用していただいてもいいですし、患者さんで余裕のない方に差し上げてもかまいません。

役に立てれば家内も喜びます。