死への救急搬送




翌日Z病院へ行き横川先生の説明を受け

「現在は股間の付け根から管を入れて緊急透析を行いつつ輸血をしていますが、800CC入れてもまだ不十分なのであと数日は透析と輸血を続けます」

「症状が改善したところで出血場所を探す検査をします」

横川先生は腹膜透析を希望していた家内がお腹にカテーテルを入れる手術をしてくださった先生だったので腹膜透析にトライできるのか聞いてみると

「出血原因がわかり治療できれば可能です」

と返事があり少々安堵しました。





数日後に症状が改善し検査の結果十二指腸潰瘍であることが判明しましたが、すでに透析と輸血の治療中に出血は止まっており、薬が処方されました。

輸血は自分の血が入れ替わるほど大量に行ったそうです。

おそらく二度のシャント手術がストレスになり滲むように潰瘍から少しずつ出血していたのでしょう。

その後は順調に回復して7月に入ると緊急で血液透析をしていた股間の管を抜き腹膜透析を始めました。

そして2週間ほど腹膜透析のトレーニングをして完璧に行えるようになり退院します。






それは梅雨明けの季節でした。