死への救急搬送


6月24日の夕刻

執刀医先生と臓器移植担当の先生が来られていました。

「家内の脳死臓器提供をお願いしたいと思います」

「家族全員、義父の了解も得ました」



「わかりました。それでは県と連絡をしてみます」



「こちらで決定するのではないのですか」



「県へ問い合わせをして審査の準備が必要です」

「当病院としては初めての経験です」

「とりあえず問い合わせが必要です」



「わかりました。いつ結果が出ますでしょうか」



「明日の朝にはお話しできると思います」



「わかりました。明日午前中に参ります」



地方の病院であるし未経験な出来事でありすぐに結論が出せないようです。


私は明日の朝、話に来ることとし家内を見に行くと叔母さんが来ていました。

「千恵ちゃん、よう頑張ったわ」

「ちょっとでも長いこと顔を見せてくれて、ほんとによう頑張ってくれてるわ」







涙が出てきます・・・