その姿を見て、あたしは後悔した。



これから起こること、秋高が発するであろう言葉が予測できたから。





怖い…





沈黙がひどく長く感じた。





大きなため息とともに、秋高が顔を上げた。





今度は、あたしが凍り付いたかのように。





動けなかった。





ジャングルジムのてっぺんから見る夜空に星が輝いていた。