ストリング ~スマイル500円

彩は沙織よりさらに焼けていた。

「彩、すごい焼けてるー。どっか行ったの?」

「違うよ。町焼け。外歩いてるだけで焼けたの。絶対シミになるよー」

沙織とは対照的にため息をついた。

引きこもってたの私だけか。

仕事が始まると夏休み気分は吹っ飛んだ。

休み中の仕事もあるし、明日から愛ちゃんが休みに入るからそのカバーにも回らなければならない。

目の回る忙しさだ。

しばらく残業が続くだろう。

気が遠くなる自分を奮い立たせ、パソコンに向かった。