休み明けの月曜日、朝から圭吾のことばっかり考えていた。

正確には昨日の夜から、いや、その前から?

外に出る。

下を向いたまま、1メートル、2メートル、ゆっくりめに歩く。

そろそろだ。

顔を上げる。

そこには花が咲いたような圭吾の笑顔があった。

「おはようございます!!」

なんだかホッとする。

「おはよう」

「なんか久しぶりだね」

「そう?」

わざとそっけない態度をする。