「蒼羽?」 「…あ、何……?」 「さっきからボーっとしてどした?」 あたしは今、優輝と喫茶店に来てる。 今日は優輝の部活がないらしく、久しぶりに二人で放課後デートに来てる。 一番奥の窓際の席に座ってる。 二人で座ってるから必然的にあたしの目の前には優輝が座ってて―――……なんか、こうして二人でこう言うとこに来るのは久しぶりだからちょっと嬉しい。 「別に何もないよ…?」 「何か悩み事があるんなら俺に言えよ?」 「うん…ありがと…」 悩み事、ねぇ……