~氷の姫~壱 動き出した運命

「そんな顔しないの、しっかりして奥様に見られたらクビよ!」


「分かってるわよ。」


こんな話をしながら、扉を開けると…そこには!


「「アリスお嬢様!」」


「……………」

アリスはうつ向き、2人の問いに何も答えず、両親の所へスタスタと歩いていきました。