~氷の姫~壱 動き出した運命

布団から抜け出し……ゆっくりと扉を開け両親の部屋に歩いていきました。



部屋に近付くにつれ………カイトの心臓は…

ドクンッ


ドクンッ


ドクンッ


と心音がリアルに耳に聞こえるように息も上がっていきました。