~氷の姫~壱 動き出した運命

静かな夜に…皿の割れる音…


人の声…


途切れ途切れだが…確かに聞こえた声…


「お父さん………お母さん…………?」



急に両親が心配になったカイトは…自分が怖がっていた事も忘れて…