~氷の姫~壱 動き出した運命

それが…ある日突然兵隊の中でクーデターを起こし、自信の隊を丸ごと奪ってアイスランドから逃走したのだ…

それ以来、必死の捜索も無駄に終わり…結局見つけることはできませんでした…



「本当に同一人物だったなら…名前を変えてカイト君の世話役をしていたとしたら…」


「落ち着くんだ、リリアまだ決まった訳じゃない。」



「……そうだったわね。」