「良いから、何が欲しい?」



「べ…別に無いわ…///」


(いきなり言われても…直ぐに思い浮かぶわけ無いじゃない…)


アリスがそんなことを思っている事を知らず…隣のカイトは“困ったなぁ~”等と呑気に笑っている。



「…………………。」


「じゃあさ、私に人の温もりを教えて…」