先生とわたし




乗り換えのホームへ行く時も、キョロキョロしてた。

何で、古河を探しているのか、自分でも分からない。


「千華、古河居たよ!!」

「えっ!?」


琴音は、私の動きに気付いていたみたい。


「探してたんでしょ。」


「探してたっていうか…。」

「古河も探してたみたいだよ(笑)」


「本当に?」


お互いに、同じ事してたとか…。