チラッと後ろの席を見てみると、みんな寝始めていた。
「みんな寝たのか?」
「みたい。もうイビキかいてる人も居るし。」
後ろからは、何人かのイビキの音が聞こえて来る。
「起きてるのは、俺と千華だけじゃん。」
「うん。そうだね。」
改まって何聞いてるんだろ…?
「と言う事は?」
と言う事は…?
ってもしかして!!
「今はダメだよ。」
「どうして?」
「祐チャン運転中でしょ。それにいつ起きるか分かんないんだよ!!」
「ちぇっ。んじゃ後からならいい?」
「うん。」
いい?とか聞いてくるけど、どう答えたってしてくるんだから。
……


![叶わぬ恋〜先生〜 [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.794/img/book/genre3.png)