…!!



「ごめん。ごめんな。」


祐チャンは、何かしてくる訳でもなく、そのまま抱きしめてくれた。


「先に寝てて。頭冷やしてくる。」


…出て行っちゃった。


悪いことしちゃった…。

琴音の言う通り、付き合ったらするのかな…。

でも、怖かった。


…………


「あれ、寝てないっけの?」

「……したいの?」

恐る恐る聞いてみた。


「ううん。いいんだ。怖がってるのを無理やりヤりたくないから。」

「ごめんね…。」

「いいから。ほら、寝よ。」

「うん。」



………………