……… トントン… 「入っていいか?」 「いいよ♪」 髪を乾かしていると、祐チャンが来た。 「歯ブラシ、持って来てないだろ?」 「あ、うん。」 「今回は、これ使って。」 祐チャンは小さな箱から、使い捨ての歯ブラシを取り出した。 「ありがと」 「何もしないから、俺のベッドでいいか?」 「いいけど…。私が寝たら寝づらくない?」 寝る場所とか、別に私は、床でもいいのに… 「大丈夫。それに、一緒に寝た方が暖かいし」 「そうだねじゃあもう寝よっか。」 「あぁ。」