押し入れから、2人分の布団を取り出して、若干の距離で布団を敷いた。 「悪いな。」 「何で、祐チャンが謝るんですか?」 悪いのは、石黒先生な訳で、祐チャンはある意味被害者。 「それもそうか。もし、大木先生が居たら、どうなってたんだろうな(笑)」 「無理やり叩き起こしてそう…。」 「あ〜。そんな気もするな。」 大木先生は、祐チャンみたいに甘くはない。 ただ、ちょっと疎いだけ