「…あの2人、絶対に一線越えてるよな。」 「多分…。」 一線か…。 「俺は、卒業するまでするつもりは無いから。」 「はぁ…。って、つもりって断言して下さいよ!!」 「あはは。断言ねぇ…。まっ、心配するな」 満面の笑み 本人が、言ってるんだから、信じよう。 建物を出るちょっと前に、手が離された。