「…大丈夫?」


「あまり、食べたくない…。」



何だろう。


お腹は減ってるはずなのに、食欲がない。



「何も食べないと体力的にダメだから、ゼリーと果物だけでも食べて。」


「うん…。」





ゼリーと果物だけは、飲み込むことができた。



「私の分もあげるから。」


「えっ、でも…。」


「千華のおかずも食べたから、お腹いっぱいなの。」

「ありがとう…。」



琴音のゼリーと果物も食べて、朝食は終了。