先生は…こないだ言ったこと気にしてないの? アレは……幻聴だったの? "好きだから" 何も変らない… 私だけがドキドキしてバカみたいじゃんか。 「じゃ、ばいばい。」 プリントを片手にしっかりと持ち、ドアノブを握った。 ―ポタ その手には、いつのまにか涙が落ちていて… 頬にも涙が…流れてるのに気づく 私は生徒で、あなたは先生…