ラブ&トラップ

なにも言い返せなかった。


その後かずくんから連絡がかかってくることもなく、ケータイは静かなまま。


私はというと、ソファーの上で丸まってるだけ。


かずくんとの電話で知らないうちに流していた涙。


店長に見られたくなくて拭ったけど、それでも静かに流れ続ける涙に、私はソファーで丸まる事しかできなかった。


店長はそんな私に気を遣ってか、「シャワー浴びてくる」と言ってリビングを出て行った。