「それでだ。一体お前らは、俺が帰ってくるまで何してたわけ?」

三人のほとぼりも冷め、ようやく落ち着いた頃。
紘哉はポツリと口を開いた。

時間は12時半を回った辺り。
そろそろ三人もピークに達しつつあった。

羽兎は欠伸をしながら三枚の紙を紘哉に渡す。

「これ書いてたの」

「何だこれは?」

「事件当日の双子とはーちゃんの行動表」