短編集~The Lovers WITHOUT Love Words~


「分かってる・・・」
傷口に塩を塗るようなことを言わないで。

思わず顔を上げた雪音の目に入ったのは、恵一の思いつめたような顔だった。

「そうでないなら、俺は罪を犯していることになる」