お嬢と執事の365日戦争



「ではお嬢様私共はお食事の準備を致しますので失礼します」

「はい、お願いしますね」

メイドたちが下がると、
さっきまでニコニコしていたこの執事は態度をがらりと変えた。

「ったく、」

「え?」

「お嬢ってバカだよなwニコニコ笑顔振りまいてw思ってもねえ事口にして」

何を言ってるんだこの執事は…

「てか何でこの俺様がてめえなんかの下なわけ?ありえねえ」

「…なんなのアンタ」

「俺様はてめえのオヤジの下で働くはずだったのによー俺はベビーシッターじゃねえよ、どうしてくれんだよ」

やばい。
むかつく上に言葉遣い荒い上に生意気な上に俺様!?

「…俺の事は和成って呼べ、それ以外受け付けねえ」

「命令すんな!」

「お嬢の事は大体理解してる、勉強、華道、茶道、日本舞踊、英語、仏語、ドイツ語、韓国語、バイオリン、ピアノ、バレエ、色んな事ができて学校でも人望厚いんだろ?しかも学園一のレディで、あの一ツ橋んとこの令嬢と親友同士ときた。…完璧じゃん」

この人本当になんなの。

「俺になんでも言えよ?お前の身の回りの事全部やってやるから」

やりたくもないこと引き受けたくせに、
矛盾しまくりじゃない。

パパはとんでもない人を呼び寄せた。