「ではお嬢様私共はお食事の準備を致しますので失礼します」
「はい、お願いしますね」
メイドたちが下がると、
さっきまでニコニコしていたこの執事は態度をがらりと変えた。
「ったく、」
「え?」
「お嬢ってバカだよなwニコニコ笑顔振りまいてw思ってもねえ事口にして」
何を言ってるんだこの執事は…
「てか何でこの俺様がてめえなんかの下なわけ?ありえねえ」
「…なんなのアンタ」
「俺様はてめえのオヤジの下で働くはずだったのによー俺はベビーシッターじゃねえよ、どうしてくれんだよ」
やばい。
むかつく上に言葉遣い荒い上に生意気な上に俺様!?
「…俺の事は和成って呼べ、それ以外受け付けねえ」
「命令すんな!」
「お嬢の事は大体理解してる、勉強、華道、茶道、日本舞踊、英語、仏語、ドイツ語、韓国語、バイオリン、ピアノ、バレエ、色んな事ができて学校でも人望厚いんだろ?しかも学園一のレディで、あの一ツ橋んとこの令嬢と親友同士ときた。…完璧じゃん」
この人本当になんなの。
「俺になんでも言えよ?お前の身の回りの事全部やってやるから」
やりたくもないこと引き受けたくせに、
矛盾しまくりじゃない。
パパはとんでもない人を呼び寄せた。


