甘い旋律で狂わせて

心が震えるほどの

愛おしく、懐かしい


狂おしく、甘いあの音色も……






伏せられた目の長い睫毛も


時折天を仰ぎ、揺れる前髪も


苦しげで魅惑的なその表情も




流れるように鍵盤を叩く長い指先も――……






あれはすべて先生のものではなくて




ネオ自身だったんだ。