甘い旋律で狂わせて

***

どれだけ眠っていたんだろう。


差し込む日の光が、朝を告げていた。


いつもと違う部屋で目覚めて、重だるい体を起こす。



痛い……。



ズキズキと痛む下半身に、思わず身をよじらせた。



何も身に纏わない自分の体を見て、思わず吐き気がした。


無数にちりばめられた赤い印が、あたしの肌を埋め尽くしている。



昨夜の悪夢が蘇り、体を震わせた。