「あら、風間も残業組?」
「あぁ、まとめなきゃいけねーのがあるからな。」
ふてくされ気味の風間を鼻で笑いながら
「じゃまぁお先にぃ。
風間、風子襲っちゃ駄目よぉ。」
そう言い残して軽やかに立ち去ろうとする。
するとその後ろ姿に向かって風間が吠えた…。
「こんな色気のない奴襲う程、女に困ってねー!!」
なっ………
「色気なくて悪かったわねぇ。」
「やっ、風!誤解…と言うかちょっと間違っただけだ。」
風間は慌ててフォローしようとするが、その姿が実に心苦しい…。
「どうせ色気ないわよ。」
「いや、あるある!
風子は十分色っぽい!」
……目が泳いでる…。
