「腕が鳴りますわ!」 「あっえっと………」 「そうにきまってるじゃない」 椿野が緊張している鷹司の代わりに答えた。 「さあさあこちらへ」 二人のメイドに指示され、鷹司は長い絨毯へと足を踏み入れた。 不安そうに振り返る鷹司に、手を振り椿野は 「ドレスは一番似合うやつねー」 とメイドに注文を付けくわえた。