今度は、あたしがアルを別の部屋に連れ出した。 『勝手な約束しないでよ!』 『決めたんだよ。今度こそ……』 『やめて!!そういうのいいから…。』 あの時みたいなアルを見たくない。 そう思ったのに、 『よくないだろ!子どもたち守れんのは、菊原だけなんだぞ?菊原が死んだら……蒼空たちどうすんだよ!』 アルに叱られた。 『助けられなかったら、また後悔するんでしょ…。それが嫌なの。あたしが勝手に行くのに…アルが悔やむのが…。』