『何で笑うの?』





『そうだな!たまたま、きいたんだ。凄くいいタイミングでね。まさか、こんな早くにそっちから電話してくれるとは、思わなかったけど。』





『たまたまきいたって…都合良すぎ。はぁ…それが、気になっただけだから。』




あたしはベッドに横になった。







『俺からも、1つきいていい?』





『…なぁに?』





『しばらくの間、菊原 華恋って名前聞かなかったけど…と言っても、自分では名前を売ってる気もないだろうけど、なんで?』